浅沓製造の流れ
木地(きじ)
木型に和紙を張り付けている様子。
約20枚の和紙を張り重ねることで丈夫で軽いものに仕上げる。
和紙に漆を吸わせることで漆の吸い込みを抑え、木地の強度を高める。
木地固め(きじがため)
刻苧(こくそ)
和紙と底板の間に漆のパテを埋める。
接着面のひび・割れ防止になる。
※室で2、3日ほど良く乾かす。
麻布を木地を覆うように貼り付ける。
接着には糊漆(生漆+でんぷん糊)を使用。
布着せ(ぬのきせ)
地付け・錆付け(じつけ・さびつけ)
地錆漆、錆漆と何層も塗り重ねることで形を整えつつ堅牢なものにする。
写真はヘラ付けの様子。
荒いペーパーから細かいペーパーを当てていくことで形を整えつつ、表面を滑らかにする
水研ぎ(みずとぎ)
中塗り(なかぬり)
上塗りをきれいに魅せるために数回漆を塗り重ねる。
艶のでる漆を厚めに塗り、埃が目立たないように仕上げる。
写真は塗り面の埃を鳥の羽根で取り除いている様子。
上塗り(うわぬり)
仕上げ
甲当て、中敷を付ける。
完成
絲鞋製造の流れ
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[雅沓製造動画]